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色・香、映す魅男 ヒョンビン・・・featureインタビュー①
雰囲気の香る俳优だ。すれ违ったとき、何かふわりとよい香りが残るような。决して过剰にならず、浓厚过ぎない、品のいい香り。ヒョンビンは香る俳优だ。金持ちの御曹司はもちろん、たとえ贫しいボクサーを演じようが、精神病患者を演じようが、下品になることがなく、不快さがない。歳を重ねるごとに熟された大人の香りを増してはいるが、むせぶような男くささではない。洗い立ての上质なシャツの香りとでもいおうか。常にファンタジーのなかのキャラクターのように、きらきらとした星くずをまとっている。

そして、『チング~爱と友情の绊』以来、约1年ぶりのドラマ『シークレットガーデン』でも、彼は変わらぬその魅力を放っている。傲慢な御曹司ジュウォンが自分とは身分不相応の平凡な女性スタントマン、ライムと恋に落ちるロマンティックコメディで、『私の名前はキム・サムスン』で演じたジノンと比べられがちだが、キャラクターは似て非なるもの。ジュウォンは弁舌が立ち、个性の强いキャラクターだが、途中ライムと魂が入れ替わり、女性的になってしまう。これまでの彼の香りは残しつつ、新たな色を加えた爆笑キャラで、见ていて思わず吹き出しそうになるのだが、それでも心地よい。ヒョンビンの新境地ともいえる今作に、彼はどう临んでいるのだろう?




「ジュウォンについては、〈カドナム〉と评されているんです。不亲切で高慢で・・・いわゆるシティボーイといった感じでしょうか。彼は人に対して端的に必要なことだけを言う人间で、温かみや优しさといったものがカケラもないんです。若くて有能で自信に溢れていて、何でも最高级であることが当然と思っている。そんなジュウォンのキャラクターに対する解釈と细かい分析を、まず脚本家のキム・ウンスク先生から闻き、その后は毎回、シナリオを読みながら自分で研究しています。脚本家の注文は复雑でも难しくもなく、ただ"はっきりとしたキム・ジュウォン像を见せてくれ"とだけ言われました。この注文は毎回、シナリオを受け取るたびに必ず言われていますね」

ラメ入りのキラキラしたトレーニングウェア(ジュウォン曰く「イタリア制の高级品」)を襟を立てて着るスタイルは、本人には自慢でも见る侧には滑稽に映る。ジュウォンのキャラクターをよく表し、话题になったが、本当に笑えるのだ。

「あのトレーニングウェアは脚本家とスタイリストによるアイデアでした。衣装などの细かいディテールはスタッフに任せるのが最善だと思っています。もちろん出されたものは、キャラクターに合っているかどうか细かくチェックしますが。むしろ、今回はセリフが多いので、撮影までに完璧に覚えると言うことに労力を费やすようにしています。ジュウォンは仆が演じた役では、かつてないほどセリフの量が多いんです。それをただ暗记するだけでなく、自分の言叶として话さなくてはならないので、本当に大変です。1ページ以上あるセリフをゆっくりしゃべっていたら中だるみしてしまうので、わざと早口にしているんですよ」

ライムとジュウォンの魂が入れ替わるエピソードは3话分にわたって展开される。そのため、女性の仕种や気持ちの研究もしたそうだが・・・

  「初めは、どういうふうに演じていいのか悩みました。でも同时に、周囲の女性を観察し始め、共通する特徴はないか、见つけ出そうとしました。多くの女性が习惯的にする行动や态度・・・そういったものをうまく反映させたら、自然な感じがすると思ったんです。とても些细なことですね。たとえば、女性は座るときにいつも膝をつけて座りますよね。手足の动きが繊细というか、両手を脇につけたり、膝を両手で抱え込んでしゃがんだり、体が小さくまとまった感じなんです。首を倾げたり、よくやる表情も男性とは违いますし、思っていた以上に多様でした。仆ら男性の习惯とは违うことが多いので、面白かったですね。仆自身、演じるうちに惯れていきましたが、周りの共演者やスタッフは爆笑しています(笑)。にしても、女性は男性に比べて、気を遣うこと、控えめにすることが多いようなので、疲れるだろうなと思いました」                                                                            

ライム役のハ・ジウォンの演技を真似たと语るが、表情から体の动きまで、本当にそっくりなのには惊かされた。まとった空気の心地よさに酔わされて见过ごしていたが、繊细な演技を得手とする「巧い俳优」なのである。キャラクターに色をつけ、优しくなじませていくので、とても自然に映るのだ。

では、本来の、男性としてのジュウォンを演じたときに気遣っていることは?

「ジュウォンは申し分のない暮らしをしているが、自分自身をとても坚く武装している人です。伤つくことを恐れるあまり、自分を防御する习性がある。それで何でも自分の基准と公式を作り、そのなかで行动しているんですが、その规则をライムに壊され、困惑しながら惹かれて行くんですね。冷たくて意地が悪くて近づきにくい男ですが、自分の彼女にだけは温かい。でも、表现が下手なので、心と违った行动をしてしまう。正确でシャープな面がある一方、分别のない子供のように无邪気で可爱い面がある。そんな二面性の魅力が伝わるように、演じようと心がけていますね」

先ほど长いセリフの话も出たが、彼の言い回し、言叶の选び方は独特で非常に面白い。ヒョンビン自身、印象的だったセリフはどんなものだろう?

  「脚本家のキム先生は、毎回作品のなかで印象的なセリフを残しているんです。たとえば、『パリの恋人』の"このなかに君がいる"とか。このドラマでなら・・・、ライムを叱りつける映画监督にジュウォンが言うセリフでこんなものがありました。"この人(ライム)が、仆にとってのキム・テヒで、チョン・ドヨンです"。ちょっと耻ずかしいセリフではありますが(笑)、视聴者の记忆にも残っているようで、インパクトのあるものだったと思いますね。それと、ライムのことが头に浮かぶたびに、振り消そうとしてジュウォンが唱える呪文も面白いです。魔法の言叶みたいなんですが、大の大人が大真面目にそれを何度も唱えるのが可爱いんですよ(笑)」                                                   

色・香、映す魅男 ヒョンビン・・・featureインタビュー②
难しさだけでなく、演技が楽しく感じられるようになった





自分が考える理想とは违うタイプの女性に惹かれ、戸惑うジュウォン。そういった恋爱をどう思うかと讯くと、

「ジュウォンは自分とはまるで违う环境に育ったライムに新鲜で不思议な感情をもち、爱するようになりますが、仆个人はまるで违う価値観や性格の人を好奇心から好きになったりはしないようです。気が合って话が通じる人と长く付き合いながら亲しくなり、好きになっていくタイプです。でも、ジュウォンとライムのような恋爱も面白そうに思う。爱という感情は、ここからとかここまでというように线を引いて决められるものではないし・・・、すべての恋爱、すべての恋爱感情は素敌なものに思えます」

エレベーターが苦手で闭所恐怖症のジュウォンには何か「シークレット(秘密)」があるよう。ヒョンビン自身も秘密主义、神秘主义のイメージがあるが。

「あえて神秘主义を志向するわけでがありませんが、俳优という职业の特性で大众にはある程度、隠さなければならないという考えは持っています。昔に比べて最近は、芸能人がバラエティやネットなどを通じて个人的な姿を见せ、大众と近づき、友达のような存在になった気がします。そんな亲しみを感じる姿ももちろんいいのですが、俳优は作品を通じてこそ见せるべき姿がある、共感を得るべきだと思っているので、仆自身は普段の姿をお见せするには踌躇があるんです。プライベートの姿で一定のイメージがつくと、演技もしにくいし、演じるキャラクターにもマイナスになりますから。性格的にも私的な部分を见せるのは苦手ですし。そういった理由で露出が少ないから、一般の人にとっては远く感じられるかもしれません。でも、决して秘密が多い人间でもなければ、わざと神秘主义にしているわけでもないんですよ」

最近は感情を抑えるキャラクターが続き、ジュウォンのような感情をストレートに表すキャラクターは久々になる。

「気がついたら、そうなっていました。でも、じつはどんなキャラクターが难しいとか易しいとかはないんです。キャラクターごとに気を遣う部分があり、面白さや魅力があるので。でもあえてあげるなら、『私は幸せです』で演じた精神病患者のマンスがもっとも大変だったし、自分が锻えられた役だったと思う。この作品以降、キャラクターに対する向き合い方が変わったようです」

では最后に、ヒョンビンにとって演技とは何だろう?

「じつは最近になって、演技が面白いと思い始めています。以前は难しいと感じてばかりで、楽しむ余裕までなかったんですよ。でも、今は演技を楽しめるようになってきた気がします。プライベートな実生活を生きる自分だけでなく、作品の世界のなかで他のキャラクターで生きている自分が楽しくて、幸せです。俳优という职业は、赠り物のように仆に与えられた〈新しい人生〉なんです。だから、今回のような素晴らしい作品で皆さんに幸せや共感を得てもらえたら、嬉しいなと思いますね」





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